子どもたちの声から

土曜日にある運動会の準備や練習を日々やっています。お家でも練習の事を話していたり、縄跳びの結び方をお母さんとやってみたり、チューリップでの練習だけでなく家庭とも繋がった運動会となっています。

朝は、大人の出し物の練習を室内でしていました。なんと今年は『ハカ』に挑戦します!ニュージーランドのラグビー、オールブラックで有名になったあのハカです!年長Mちゃんのお父さんが知っていて、教えてもらいながら有志でやります。動画を見てると、子どもたちも『なんだ⁈』という感じで見に来て興味深々。聴きなれない不思議な言葉と面白い動きをやるお母さんや保育士を不思議そうに見ていました。当日まで自主練と皆んなでの練習とで形にして行きます。

子どもたちも、片付けか終わりそうになると誰に言われたのでもなく、自主的に絵本棚や机、椅子をはじに寄せ、子どもソーランをやる準備を子どもの方から始めていました。スペースが出来たら自ら衣装も着て最初のかまえのポーズで待っていました。保育者は曲の準備をしていましたが子どもたちの方が早く…やる気満々です!

縄跳びやかけっこ、リレーなどやろうと宮前平公園でお弁当を食べました。保育者が食べ終わった頃年中Hくんが「リレーやりますよ!」と、保育者に声をかけてきました。どちらが保育者かわからない感じです。

大人が子どもに『これやるよ』『あれやろうよ』と、声をかけて取り組むのは簡単です。最初はそれでも良いですし、その必要もあるかと思います。でも、練習を重ねると子ども自らやりたいと感じそれが行動に現れます。その時子どもに任せて取り組むと、自主性が発揮され自信となり、また自らやってみよう!と、意欲や挑戦する力が湧いて来ると思います。

その時、大人はそんな子どもの力を信じて見守る存在となりたいと感じます。

チューリップルームの運動会は、出来た出来なかったで見るのではなく、今の我が子のありのままの姿を見て感じて頂く会です。なので本番だけではなく、それまでの過程でどんな事があったのかそこでどう感じたのか(大人も子どもも)を味わっていく事を大切にしています。

そんな事も全部含めて本番が楽しみです!

なつこ

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