小学生とのやりとり

夏休み明け2日目。今日も小学生が遊びに来てくれて、賑やかな一日でした。

大きいお兄ちゃんたちがいるだけで、嬉しそうな年長Rくん。「えっ!今日も来るのー‼︎」と、目をキラキラさせて言ってました。

小学生のお兄ちゃんたちが、夢中でカプラを積み上げていたり、船のような乗り物を作っている姿を見て『憧れ』の眼差しでみている、年中、年長の男の子たち。
大人より高く積み上げたカプラが、倒れると今まで感じてた緊張が弾けて「うわー‼︎」と、心も体も大騒ぎでした。

カプラに思わず手を出してたしまった、2歳児Mくんが、近づくと『Mは壊すから入っちゃダメ』と、小2Sに拒否されました。チューリップではこれはオッケーです。年齢が上だから小さい子に対して優しくしなきゃいけない…ではなく、優しくしたかったらすればいいし、自分のやりたい事(この場合はカプラ)を思う存分やりたいならそうすればいい。自分の心次第なのです。

小2Sに言われ、Mくんどうするかなぁ…と思っていたら「こわさない!」と、宣言。Sは「本当に?本当に?」と、二度確認!Mくんが「うん。」と、返事をすると「じゃぁいいよ」と、入れてあげていました。

きっと、この「じゃぁ、いいよ」には、もしかしたら壊すかもしれないよなぁ…でも、その時はその時だ…という相手を受け入れる気持ちがあったのだと思います。
「小さい子だから優しくしなきゃいけない」という、所謂決まり事ではなく、個人の心から現れた優しさ、受け入れるという気持ちを見させてもらいました。

小さいだから…という、決まり事は大人に言われてやってる事。そこに小さい子に対してこう接したいという気持ちがないと、単なるルール。おやくそく。
それは、集団生活では必要な事かもしれませんが、多くは大人にとって都合の良い事だと思います(先日、あるセミナーでお話を聞いたばかりなので…)。

誰の為のルール?誰の為の保育園(幼稚園)?そこを忘れずに、保育していきたいなぁと改めて感じました。

今日は、懇談会もありました。夏休みどんなふうに過ごしたかお母さんに話してもらいました。
子どもたちも、夏休み何をして過ごしたか沢山話してもらいました。
このご時世ですが、工夫しながら楽し過ごしたようでした。

なつこ

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