久しぶりのお出かけ

暑い日が続き外出もなかなか出来ませんでしたが,今日は曇っていたので夢パークへ行って来ました。

「ウォータースライダーやりたい!」と、皆んな言っていたので、前日からウキウキで、お弁当の後のおやつ交換も有りと皆んなで決めて明日が待ち遠しい様子でした。

向かっている途中で「お腹すいたー」と、年中Mくん。「今日は早めに出てるから、夢パーク着いたら遊んで,その後お昼ご飯だよ」と、伝えると「えー…」なんて言ってましたが、到着したらそんな会話全く覚えていなく、「Mは自転車やりたい」と、受け付けする前に遊び出そうとしていました。

荷物を置いて、いつもなら裸足になるのですが今日は靴のままウォータースライダーの方へ向かう子どもたち。久しぶりで忘れていたのか、それとも「やっほーーー」と、楽しさで胸がいっぱいになったのか、どちらにしても夢中になって遊び出していました。

滑り始めは多少躊躇していて、ゆっくり滑ろうとブレーキかけて滑ったり、なかなかスタートが切れなかったりでしたが、やっているうちに感覚を取り戻したようで、スピードもだすし、うつ伏せでお尻から滑ったり、反対から登ったり、思い思いに楽しんでいました。

夢パークは「怪我と弁当自分もち」というルールのもと子どものやりたい!やってみたい!を尊重する場所です。チューリップルームも見守る姿勢は常に心掛けてる事なので、夢パークでも同じように子どもの姿を楽しく見守れます。ウォータースライダーでは滑ってくる子と下から登ろうとしたり、下に座り込んでいる子が,ぶつからないようにくらいは気をつけますが、あとは子どもの自主性に任せています。

着てきた洋服はもちろんびっちょり。年中Hくんは誰よりもダイナミックに遊び楽しんでいました。着替えも自分でやり、帰園途中で着替えたシャツも汗でびっちょりになったので、園のシャツを貸してあげました。丁度良いものがなくランニングになってしまったのですが、Hくんに渡しました。

でも、Hくんなかなか着替えなくて…園のシャツもどこかへいってしまって…。大人たちか探しても見つからず…「もしかして、片付けちゃった?」と、Hくんに聞くと、慌てて園の服を入れてる引き出しの所へ行き、同時くらいに保育者が引き出しを開けると、あったー(笑)。

どうやらランニングが嫌だったようで、自分で閉まったようです(笑)。よく考えてみるとリュックの中からさっき着ていたシャツを出そうとしていました。

そんな知恵までついたんだなーと、成長を感じました。この場合、叱ることや正すことは必要なく(…勝手にもどしちゃって…と、怒る必要はないとます)、思わず笑ってしまうそんな姿でした。結局、服は友だちに借りることにしました。

色々な解決方法がありますよね。どれが正解でも間違ってもなく、子どもたちが納得していればそれが正解なんですよね。

なつこ

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