折り紙から公園遊びへ

今日は、皆んなで折り紙をしました。おととい既にちゅうりっぷを折った子もいたので、難しい折り方と簡単な折り方どちらも用意して、好きな方をそれぞれ選びました。

2回目の子は、自分で思い出しながらわからない所は保育者に聞いていました。初めての子は折り方を教えてもらって、1つ1つ丁寧に折り進めました。自分で選べたからなのか途中で嫌がる子もいなく、折った後製作帳に糊で貼って、周りに絵を描いたりもしていました。

今日の空模様を感じていたようで、年中Tくんは雨雲や雷、雨を描いていました。また、昨日野菜の絵本(土に埋まってる野菜を当てる内容でした)を皆んなで読んだからか、ちゅうりっぷの隣ににんじんが埋まっている様子を描いていました。

絵はその時の心の中が見えてくるので、完成した絵を語った表情も楽しそうですし、こちらが色々質問しするとイキイキとした表情で受け応えてくれます。

ちゅうりっぷを折った後、カレンダーで紙飛行機を折りました。しおがよく飛ぶ折り方を調べてくれて次々に折って飛ばして遊んでいました。天気も持ちそうだったのでそのまま宮前平公園へ、お弁当も持って行きました(今年度初の外弁てした)。

食べ終わった後、階段の上から飛ばしてみたり、切り株に乗って飛ばしてみたりそれぞれ考えて飛ばして遊んでいました。

すると、「あー!」と、しおの声。どうやらしおが飛ばした飛行機が木に引っかかってしまったようです…。

落ちてたサッカーボールを投げて落とそうとしましたが、なかなか当たりません。どうしよーと考えてたら…

年長Mくんが、『どこから持って来たの⁇』というくらい、ながーーーーい立派な枝を満面の笑みで持って来ました。「そんなのどこにあったのー笑」と、私たちも笑ってしまいました。

自分の倍くらいある枝を掲げて、飛行機を落とそうとしますが、長すぎて…ヨタヨタヨタ、、、と、よろけてしまいます。本人も笑ってしまっていました。

そのまましおに渡して、皆んなが見守る中…『取れたーーー!』大人のしおが枝を持ち上げてやっと届いて飛行機は無事しおの手元に戻って来ました。

周りの皆んなも『あー、よかった』という表情で、また遊び始めました。

子どもの倍くらいある木の枝。使い方によっては危ないものです。だからといって最初から禁止するのではなく、目の前の子はそれを安全に扱えるのか、そして何の為に使おうとしてるのか、その辺を見極めたうえで子どもの『やりたい』という気持ちは、最大限に受け止めて広げていきたいなぁと改めて感じる出来事でした。

なつこ

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