御神輿作り

来週の水曜日の夏まつりに向けて御神輿作りに取りかかりました!御神輿ってここ近年出てないので、子どもたちわかるかなー⁈と、思って、御神輿の写真を貼っておきました。すると「あー、お祭りだ」や「おみこし!」という声が!見たことある子や、なかにはおじいちゃん、おばあちゃんが担いでて知ってるという子もいました。

土台は保育者が作って,飾りを子どもたちにお任せしました。御神輿のイメージで金色とか煌びやかな印象だったので、キラキラ折り紙を用意して「屋根のここの部分にのりで貼ろうかなぁ」と、言ってると、さっと作業を開始する子どもたち。後は子どもたちにお任せ!と、思って見ていたら…重い思いの場所にのりでペタペタ,ペタペタ。保育者がイメージしていた部分を遥かに超えて広範囲に貼っていました。

形や大きさは決めず、自由に切ったり貼ったりして、いつの間にか形になっていました。大人は御神輿はこう!というイメージや思い込みがあって完成をある程度予想するので想像があまりふくらまず「それなりの形」に、なりがちですが、変な思い込みがない子どもたちは、好きように貼って、貼り直して、切って…と、作業自体を楽しんでいる様子でした。

目的は同じでも、やり方ややりたい事は様々です。でも、出来上がるとしっかり形になっている!それが子ども世界だなぁと感じました。同じ目的に従って,自分が出来る事、自分の役割をする。それが保障されるとのびのび安心感の中で大きくなって行くのだと思いました。

なつこ

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