10月誕生日会

運動会が終わり、プログラムで使ったハロウィンの仮想をそのまま出しています。マントを着けて三角帽子を被ってステッキも持って、「なっちゃーーーん!」と、マントで被せてきます。ちょっと悪者モードになっています。黒いマントを着けるとそのモードにそのままなって、しばらくすると静かなあそびになる…。わかりやすくて子どもらしい姿だなと、感じます。

今日は10月の誕生日会でした。年中1人、年長1人の男の子2人が誕生児でした。それぞれ保護者の方も参加してくれて、家でどんな感じか、我が子の好きなところは?など質問してみました。

年長Tくんは、お父さんが参加してくれました。どうやらTくんは家ではケンカをするそうです!チューリツプでは、ケンカする姿はほぼほぼなくでも、最近は友だちとふざけっこしたり表情がまた柔らかくなっています。家では2つ下の弟とよくケンカをするそうで「どっちが勝つの?」と、聞くと「だいたいTくんが勝つ」と、本人が言っていました。

大人になってから、怒った時にそのまま気持ちを出すことはできないけれど、子どもの時だから、感じた事をそのまま思い切り自分の思いのままに出すことが許される。兄弟や友だちとの仲で感情をそのまま出せるこの子ども時代って本当に貴重な時間ですよね。

人をきずつけたり、迷惑をかける事は避けたい事ですよね。だからと言って周りのことばかり気にしては自分の心がきずだらけになってしまうと思います。自分の心が何を感じているのか、どう感じたのか、それをキャッチできる心を育てたい、そう思いながら日々保育しています。その為には笑う事も楽しむ事も、大切で同じように、悔しい、悲しい、怒った!と、感じる事も大切なんですよね。すべての感情は自分の大切な持ち物。一生一緒の自分の持ち物。今、この子ども時代だからこそ感じて出せる経験を沢山出来る環境を用意していきたいです。

 

 

なつこ

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