自分の気持ちを言葉にする

朝、部屋で遊んでいると年中Sくんが、急にKちゃんに「Kちゃんなんで、ブロックやってんの‼」と、怒ったように言っていました。Kちゃんは、キョトンとしていました。Kちゃんは自分がしたいからブロックをしていただけなのです。

スタッフとみぃが、「Sくんは、Kちゃんと一緒に遊びたいのかな?」と聞くと、そうだったようで頷いていました。「だったら、Kちゃんに一緒にあそぼうって、言うんだよ」と、Sくんの気持ちを言葉にして言ってました。

Sくんは、目で見たもの、経験したことを伝える事は出来ます。で、そこで自分がどう感じたのか、どうしてほしいのかまで伝える事が苦手です。でも、そこにこそ大切な自分の気持ちがあってそれを言葉にして伝えられると、喜びや楽しさを感じられると思います。喜びや楽しさを感じられると、また話したいと、会話を楽しめるのかな、と感じます。

Sくんは、Kちゃんが好きで一緒に遊びたいと思っていた。だけどKちゃんはブロックで遊んでる。自分は(予想ですが)ブロック以外の事で遊びたい→何でブロックやってんの…というような、心の動きがあったのかな?と、推測して、とみぃの「一緒にあそびたいのかな?」に辿り着いた感じです。

同じ状況でも、一緒に遊ぼうと、そのまま自分の気持ちを伝えられる子もいれば、それが苦手な子もいます。やっぱり、こういう時その子その子に合わせて、対応を変えることが大切だな…と、思います。それには、一人ひとりが、どんな子なのかわかっておく事、わかろうとする事、そして自分以外の人の意見を聞くこと(自分の価値だけで子どもを見ないこと)が大切だと思いました。

 

からっと、すっきり晴れていて気持ちの良い一日でしたね。向ヶ丘公園で遊んで、土橋7丁目公園へ移動しお昼を食べて過ごしました。

 

 

 

なつこ

 

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