どこまで受け入れる?

暑い日が続いていて、毎日水遊びをしています。毎年主にひまわりさんがビニールプールに空気を入れたり、水を汲んで入れたり準備をしています。昨日、スタッフと準備をしたそうなのですが、大人の指示を待っているような様子で、、、自らやろうとする雰囲気ではありませんでした。

まずは行動!というよりも、考えてから行動する子たちが多いようで、今日はやり方を伝えてみました。そうすると教えられた通りにそのまま、水を運んで溜めて…暑い中準備をしました。年少さんは部屋で待っていて、「やりたい」と、言う子もいましたが、準備はひまわりさんがやると、伝えたので年少さんにはやらせませんでした。

あれ?自分がやりたい事をやるを大切にしている保育なのに、やらせない事もあるんですか?と、感じるかもしれませんが…やらせない、出来ないことあるんです。やりたいからと言って全ての事ができる訳ではなく、出来ない時もあっていいのです。危険を伴う事はもちろん、今回の場合は「まずは、ひまわりさんに自分たちから準備をする」という気持ちを持ってほしいな、とうい大人の思いがありました。それが目的であり大切にしたい事なのです。そこがぶれると全て子どもの望みを聞き入れないといけない状況になります。「わがまま放題」に、なってきまうのですね。

どこまで受け入れたらいいのかわからない…。と、子育てや保育をしていると誰しもが感じることだと思います。そんな時は、何のために?目的は?何を大事にしてるの?など、自分に問うと、ここまではOKと自分の中で答えが見つかると思います。

私も、保育を20年以上やってやっと、わかった(まだ、わかりきってません!)感覚です。子育てに悩んだ時はすぐに誰かに相談するといいですね。もちろん、チューリップルームにもご連絡ください。いつでもお待ちしています。

 

 

 

なつこ

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