お店屋さんごっこ

昨日の帰りに、積み木や人形、ままごとの食べ物などを使って、お店屋さんごっこをしました。その中でしおが病院をすると患者さんがたくさん来て盛り上がりました。

そして、今日。病院ごっこのセットを使って子どもたちだけでやっていました。椅子も並べて待合室にして、患者さんと先生の椅子も向かい合わせになるようにセッティング。「番号札〇番の、お客様ー」と、呼び出しもしていました(お客様なのね。。。)。6~7人並んでいると「ここ皆、骨折してんの!」と、現実と空想とで楽しんでいました。

昨日保育者がやっていたのを見たことでやってみようと行動できるように、何かきっかけがあると、グンと力を発揮する子たちが多いのかな、と、感じました。きっかけも与えすぎると受け身になりますし、かと言って「自分でやれるよ」と、励ましてばかりも違うし…いくつになっても保育(子育ても)ってシンプルだけど奥が深いなぁと、思います!

今日は、お昼ご飯を焼きそばにして、皆で作りました。普段の保育でも、クラブでも何度も作っているので皆慣れたもんです。キャベツちぎり、肉、もやしを炒める、麺をほぐす、など自分でやりたいものを選んで作りました。麺にソースをかけるとついている所とついていない所があり「ソースが全部つくように混ぜてね」と、言うとわかりやすかったようでホットプレートの端にある麺や野菜にも気づく子がいました。キャベツをちぎっていると、固い芯にきづいた年中Sくん。「これ、なあに?」と、聞かれたので「芯だよ。芯と葉っぱの所があるでしょ。」と、伝えると持っていた芯をもう一度見ていましいた。こうやって実際食べ物に触れるからこそ新たな発見があるのですね。

肉を炒めている時、何の肉か聞いてみたら「ぶたさん?」と、答えていました。すると年長Mちゃんが「ぶたを食べるんだよ」と、一言。生きている物を食べるということを感じるようになる年齢だからこそでてくる言葉です。理解できているかというとそこまではわかっていないけれど、なんとなくそうなんだなと感じているような言葉でした。

「豚さんの命をいただいているんだよ。キャベツももやしも、ここ(炒めているもの)には命がいっぱいあってそれを食べて皆大きくなっていくの。だからいただきますの挨拶で、あなた方の命を私たちに命にさせていただきます、って言ってるでしょ。」と、伝えました。その場には5人くらいしかいなかったし年齢もバラバラだったので、一人ひとり伝わり方や、どんなふうに感じたかはバラバラだと思いますが、実際に料理をしながらこんなことも話せる時間となりました。

 

 

なつこ

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