びっくりした事はなんですか?

チューリップルームは、自分がやりたいか、そうじゃないか決める事をとても大切にしています。だからとやりたい放題わがまま放題ではなく、約束事もあるようでない、ないようである・・・と、曖昧なことがたくさんあります。

でも、朝の集まりは毎日やっていて、子どもたちに質問をしています。「楽しい時はどんな時ですか?」「お休みの日は何をしていましたか?」などなど、色々です。答えても答えなくてもオッケー。パスもありです。

今日の質問は、「びっくりしたことはなんですか?」でした。「パパがね、ドアのところでね、急にAちゃんって呼んだ時」や「ママが怒った時」「ダンボールに入っててママが急に上からライト当てて光った時」と、日常の中からびっくりした体験を思い出して話してくれました。どれも家庭で起きた温かいエピソードだな、とあったかい気持ちになりました。

大人も同じように答えます。私(なっちゃん)の番。実は、この話をしたくて今日の質問を決めたのです。「朝、起きたらお家を出る時間をとっくにすぎていて…すごーーーくびっくりしました。寝坊しちゃったのーーー!で、いそいでとみぃ(もう一人のスタッフ)に連絡したら、早めに行くから慌てないでねって優しく言ってくれて、ほっとしてチューリップルームまでこれました」と、話しました。子どもたちは、思い切り笑うわけでもなく、真剣な表情になるわけでもなく、ニヤッてあったかく笑うという反応でした。

子どもたちが、一人ひとりどう感じたかはその子にしかわからないけれど、でも、失敗したけどこうやって行動したよ、そしてそれを優しく助けてくれる人ってたくさんいるよ、最後には笑い話になっちゃうよ、なんて伝わったらいいなーと、一日を振り返りながら思いました。

明日もなにが起こるか、楽しみです。

 

 

 

なつこ

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