卒園式が終わりました

ご報告(日記アップ)が遅くなり申し訳ありません。20日春分の日に卒園式が終わりました。今年度は年長さん5人が旅立ちました。

前日から年中のお母さん方のお手伝いもしていただきながら、いつものお部屋が卒園式使用になり、朝登園してくる子どもたちも、わ~という感じ。卒園式は年中、年長参加なので前年度を知っている子どもたちですが。私たちスタッフもそうですが、式のためいつもと違う服装です。子どもたちもスーツやワンピース、誇らしげに登園してきました。式のはじまるずっと前から、昨年卒園してOGの子が来て、ひとりひとりにメッセージカードを渡していました。小学校1年生のお母さん方で、コサージュをつくり卒園児にプレゼントするというのも毎年のことになっています。自分がしてもらったことを、次につげていく、そこに本当に必要なのか、しなければならないがあるのか、個々に気持ちはあると思いますが、その年によって自分達らしく決めてもらうのが、チューリップだと思っています。

式は、それぞれの子の数年を思いながら書いた、ひとりひとり違う卒園証書です。その子の思い出を語り、メッセージ紹介、保護者の方々にも一言をいただきます。お母さんからの『私が楽しかった!』という言葉は、とても嬉しいことでした。チューリップルームは子どもの園ですが、子どもだけの園ではありません。掲げている方針にもありますが『みんなで子育て』ひとりでは息詰まってしまう子育て(保育)をみんなで話しをし感じ合いながら、過ごしましょうが、チューリップの大きな特徴です。

喜びや少しの寂しさや大好きという愛おしい気持ちに心が揺れて、私の言葉も泣いて言えなくなってしまうのですが、子どもたちといえばその様子を受け止めてくれていたように見えました。5人皆、年長さん、卒園して小学生になるんだ、という気持ちに満ち溢れていました。

卒園式で歌う『君と僕のららら』らららでは泣いている子もいて、涙を誘われました。このご時世で卒園式もできない幼稚園があると聞きましたが、当たり前のようにいつもと同じように、式ができたこと、皆様の暖かい見守りに感謝しかありません。

今年度もありがとうございました。

春休みを終えて新年度は4月7日よろしくね会(10時より)で始まります。

 

BYしお

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