早期教育ならぬ体験教育

お天気がよいので、あおむし組、ちょうちょ組、チューリップ組の6人でお散歩に出かける事にしました。ちょうちょ、チューリップさんはトイレを練習中の子も多いので、トイレに行こう!と声をかけます。一度そのつもりで玄関にきて靴を履こうとしていも、その声かけでトイレに行けるのは集団行動ならではでしょうね。あおむし組のS君は、その声かけを理解しキョトンとしていました。『ぼくはいいのかな?』という感じです。S君のできる、できないに関わらず、トイレに行きたい、行ってみたいという気持ちが少しでも見えたら連れて行こうかな、と思いました。お家に上のお兄さんお姉さんがいれば別ですが、こんな風に日々おしっこはトイレでする、トイレに行く、ということが当たり前の環境にあるのは、次はこれをやっていこという子どもの無意識の意欲につながっていくものです。

そのS君。少し前までは大人が配慮をして、お友達と手をつないでももう一つの手は大人がつないでいましたが、今日は行きも帰りも友達とつないで帰りました。段差に転ぶところ5回以上。お母さんと手をつないだらそんなことはないでしょう。転んでも泣かずに、おっと~~という感じすぐ立ち上がりまたその子と手をつなぎます。他の子も心配そうに見つめますが大丈夫なんたね、ってなります。小さくても自分を生きる。自分に自信をもつってこんなことからだったりします。

お母さんのいない中で、小さなドラマを当たり前のように繰り返しながか、小さい子は市民館広場でかくれんぼや走ったりして、帰りました。
どんなに小さくてもすべての子に、みて感じ、やってみたくなる、こんな体験をしてほしいなぁと思うのです。

byしお

好きだから考えずにそうしてた

人ごとを自分ごとにできたなら

 

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