自信に繋がる行動

今日は大きい子たちだけの日だったので、朝から遠足気分で一日が始まりました!

でも、その前に、昨日年長Mくんがやりたいと言っていて昨日は出来なかったドッジボールをしました。Mくんちゃんと覚えていて「ドッジボールやりたい!」と、朝一で言ってました。自分がやりたい事を伝えられるって素敵ですね。

今年度になって、ドッジボールをやるのは初めてです。ルールをわかって活動した方がのびのび遊べる子どもたちが多いので、始まる前にルールを確認して始めました。

年長Tくんは、皆んなで何かをやる時躊躇する事が多いです。始めての物は特に一度見てから参加したいようです。

今日は参加するかなー、どぉかな?と思っていましたが、自ら参加していました(心の中でやったーって思いました)!

ボールが当たり「Tくん当たったよ」と、保育者が伝えるとシクシク…半べそかいていました。でも、ゲームは続くので他の子たちはTくんの様子に気づいていません。Tくんは当たったので外野に出ないといけないので、目をこすりながら外野へ出ました。

Tくんを見てみると、しっかりボールを追いかけて生き生きしているんです!5秒前は半べそかいてたのに(笑)。

当たったよ!と、言われちょっとドキッとしたのかもしれませんが、そんな気持ちは一瞬でなくなり(もしかしたら、そんな気持ちなかったのかもしれません!)、すっかりドッジボールに夢中です。

遠くに転がったボールも一所懸命に追いかけて、ほんとに楽しそうでした!

ドッジボールが終わり、向ヶ丘公園へお弁当を持って出かけました。

Tくんに「ドッジボールどうだった?」と、聞くと「しお(保育者)を当てられたのが嬉しかった」と、親指を立ててグッドポーズもしていました。「Tくんさ、当たって泣いてたけどそれも自分で泣き止んでさ、その後一所懸命ボール取ろうって追いかけてたでしょ。本当にかっこいいなーって思ったよ!自分で泣きやめるって本当すごい!」と、私も伝えました。とっても嬉しそうな表情のTくん。次回のドッジボールも楽しみです!

Tくんにとっては、半べそかいて気持ち切り替えて一所懸命ドッジボールやった、という行動は自然にやった事だと思います。でも、何気なくやった事を敢えて言葉にして伝えて褒める事で大きな自信となったと思います!

涙を流す事も多いけれど、それ以上に自信になる事を感じて心の根っこをしっかり育んで欲しいなぁと感じる日々です。そのお手伝いをしっかり出来るように子どもたちの姿,気持ちをしっかり見て感じていきたいと思いたました。

なつこ

この記事を書いた人

tulip-room