異年齢で過ごす

 親子でチューリップで過ごすようになった一番」小さいHちゃん。

いつもにこにこの笑顔で登園してきます。

今日もニコニコ。

しかしお部屋の中で見慣れない男の人(ひで君)を見つけるとにわかに顔がくもり、

泣き出してしまいました。

お母さんの足にしがみつき、片時も離れません。

その姿を見て、年長のMちゃん。声をかけるわけでもなく、あやすわけでもなく

「かわいいね~」と遠目でみて、ずっと見守っていました。

 最近年少Kちゃんのお世話をしてくれているRちゃん。今日もKちゃんの手を繋いで、Kちゃんが遊べるようにおもちゃを出してたり、教えてあげるように声をかけたり、着替えを手伝い、一生懸命ズボンを履かせたり。

外に行くときも真っ先にKちゃんと手を繋ぎ、Kちゃんのお世話は必ず私が!の勢い。

大きい子と小さい子の外遊びの場所が違うと知って、かなり残念そうでした。

 そして年中Mくんが何かの理由で怒って泣いた時には、ちょうちょ組のK君んが

「これは一大事!」とばかりに、言葉にはできないけれど私に伝えに来て、

それからすぐにMのそばに近づいて「だいじょうぶ?どうしたの?」という心の声でMの顔を覗き込み、Mの頭を一生懸命なでていました。

これと同じことが数年前にもありました。その時に大きい子の頭をなでていたのは

今回頭をなでてもらっていたMくんでしたね。

 異年齢で過ごすからこそ見られる光景がたくさんあります。

大きい子の優しく温かい行動を小さい子が真似をして下につないでいく。

またそれとは逆に、大きい子の好ましくない行動や言動を小さい子が真似をして

それをどこかで表現する。

 良い、悪いだけではは言い表せないものがそこにはあって、

今の時代だからこそ必要なこと。

そして子どもの世界に任せることは任せ、でもまかせっきりにしないで時と場合によって必要なフォローを入れる・・・。そのさじ加減やあんばいが難しいですね。

とみぃ

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