♪相談しよう、そうしよう!

梅雨の晴れ間は今日まで…と,いう事で今日はお出かけしたいなーと朝から思っていました。昨日の時点で年中Hくんが「夢パークに行きたい」と、言っていたので、久々に行こうかなー!と、考えていました。

登園する子たちに「今日はお出かけできるよー」と、伝えると「夢パークがいい」「お山の公園!(…近所です笑)」と、嬉しそうにする子どもたちでした。集まりで皆んなで決めようと、いう事になったので、集まりで聞いてみると…「夢パーク」と「鷺沼公園」と、意見が2つ出ました。さぁ、どうやって決めましょう。

お当番さんが決める。多数決。あみだくじ。などなど決め方は様々です。それぞれが行きたい場所を保育者に言って、行きたい,行きたい,行きたいーという気持ちを表現するばかりでした。「行ける所は1つだよ。行きたい所言ってるだけじゃ決まらないね」と、伝えると年中Hくんが「じゃぁ、相談する!」と、言い『相談』が始まりました。まさにはないちもんめの『そうだんしよお、そうしよおー』状態。皆んなで膝を突き合わせて背中を丸めて小さくなって,何やら話を始めました。

声が聞こえるくらいの距離の所で、片付けるふりをしながら聞いてみると…「夢パークがいいよ」「鷺沼公園がいい…」「夢パークー!」と、やっぱり自分が行きたい所を輪になって言っているばかりでした。

うん、うん。これも1つの経験。何も自分たちで決める事をさせたかった訳ではないのです。皆んなで何かを決める事,話し合う事、など経験してもらいたいなと思って見守りました。そして、子どもたちの今持っている力を感じられたので、保育者が「時間切れなので、あみだくじにします」と、行く所はあみだくじで決めました。結果、鷺沼公園に決まりました。

公園はすごく空いていて、ほぼ貸し切り状態でした。駅まで歩いて、切符を買っている間は柱の横にしゃがんで待って、電車に乗る時は降りる人を待ってから乗る…など、日常では味わえない小さな体験を友だちと一緒にできる。これもお出かけするからだなぁと、感じました。

なつこ

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