先週から準備を始めていたお店屋さんごっこ、今日、当日を迎えました。昨日の帰り年長Kちゃん、Sくんが、「明日、お店屋さんごっこと楽しみー」と、言っていて、準備から当日まで楽しみにしていたんだな、と感じました。
そんな年長さんに、着いて行こうと年長さんの真似をしたり、でも時には準備をやりたくないという姿もあった年中さん。なんだかた楽しい事してるな…やりたいな…と、みている年少さん。2歳児以下の子たちも「私もやりたーい」と、一緒に準備をしようとする子もいましたが、それは出来ません。ひまわりさん(年長、年中さん)だから出来る事だからです。でも、代わりにしお園長と茶封筒に広告を詰めてお団子を作りました。
それぞれの年齢、立場、心境で感じた事も様々。「本当はやりたくないな…」と、感じた子もいました。でも、皆でやるお店屋さんごっこ。そんな状況で自分はどうするか決めるられる力が大切だと思います。「やらない」と、選択したり、でもやってみると気持ちを整えたり、そしてなにより「自分で決めた事に責任が持てるか」が、とっても大事です。例えば参加しないと選択した場合は、皆が参加している中自分一人だけ当日までの準備も、当日の時間も一人で過ごす事になります。そんな時「何で誰も遊んでくれないんだ」と、外側に理由や原因を求めるのは違いますよね。そういう気持ちになるのであれば、まだ子どもだけで決めるには時期が早いと思います。まだ、大人の助言や言葉掛けが必要ですね。
私たちスタッフも、実際声を掛けてみて「まだ、早かったな」「もっと、任せてよかったな」と、失敗は一日何十回とあります。何年現場にいてもやってみないとわからないことだらけです。
大人は失敗をおそれてしまいますが、子どもは失敗して次の瞬間には立ち直っています。お店屋さんごっこで使うお金を作る時も、「大きく書きすぎちゃったー」と笑ってたり、300えんを003と、書いていて「これ反対だね」と、伝えると「そーなの!」と、その子も笑っていて。心が柔軟だなと、学ぶことがいっぱいです。
一人ひとりの姿から、今日も元気とエネルギーをもらえました。ありがとう!
なつこ