今日は、大きい子だけの日でした。今週は運動会週間で、縄跳びやリレー、踊りなど日々取り組んでいます。昨日は私は大きい子たちとは一緒に過ごしていなかったので、一日空いてゆっくり子どもたちの姿を見れました。
縄跳びも大縄と個人縄跳びがあって、それぞれ自分がやりたいものをやっています。今年の子たちは、確実に出来る事をやる子が多いので、『〇〇も出来るよ!』と、ちょっと頑張れば出来る事を提案してみました。
すると、失敗はするけれどその後出来たり、『ここまで出来たね!』と、挑戦出来た事を認めると次はその挑戦を自分からやる姿が出てきました。
年長Kくんは、運動神経も良くやってみるとすぐにコツをつかんで出来る事が多いです。でも、やってみよう!と、思う気持ちや自信がなかなか出てこなく…。もっと力があるのにな…と、どうしたら力を発揮しようという気持ちになるのか日々考えていました。
昨日くらいから、縄跳びの跳び方が変わり連続して何回も跳べるようになりました。大縄も確実に出来る『郵便屋さん』をやると言っていましたが、『縄跳び出来るからお山(回している縄に入って跳ぶ)出来るよ!』と、励ましたら、段々と出来る様になって昨日よりも今日の方がスムーズに入って跳べました。Kくんも嬉しそうでお母さんに『出来たよ!』と、報告もしていました。
『ちょっと頑張ったら出来ること』の、ちょっとが一人ひとり違うし、性格も様々なのでどのくらいの挑戦を伝えたら良いのか迷ったりしますが、そこには『出来るよ』と,信じる気持ちが絶対的な条件なのだと思います。
何かに挑戦している時は『出来るよ』と、信じる気持ちと、『出来なくてもOK。いつか出来るから!』という信じる気持ちを,大人がしっかり持って子どもと向き合う事が大切なんだなと、感じました。
日々の保育で大切にしていますが、こういった行事を通しての子どもたちの姿から,改めて大切な事を感じさせてもらいました。
なつこ