心がぶつかり合う大切さ

月曜日!一月も今日で終わりです。お休みなくみんな元気に登園でした。

1歳児組のRちゃん、パオパトロールの本を持ってきていました。嬉しそうに自慢げにだしてきては、お友達が見に来ると「だめ!」といいます。おうちの物をチューリップにもってきたら、みんなで見るとか使うってことなんだよーと説明?説得してみますが、そこはまだわかって半分。

2歳児のM君に本を取られて、わーーっと大泣き。あらあら、、、でもねー、そうなるのよ、持ってくると、と思って見ていると正義の味方のように年長Aちゃんが飛んできて、M君のとっていた本を取り戻そうとしました。私は、それはないかなぁと思って、いいの、と制するとAちゃんわかったという顔をして手を離します。

そしてM君が意気揚々とパオパトロールの本を見ながら解説をはじめ、みんなで聞き入りました。いつの間にかRちゃんも泣き止んで会話に加わっています。最後のページまで行くと、M君はRちやんに本を返し「ありがと!」と言います。ほっとするRちゃん。でもそれから1分もしないうちに、M君「かして!」と。えっ!?と大人の私は思いましたがRちゃん「はい!」と本を渡しました。

子ども達の関係はこうしてできていくんだなぁと、目の前で見せてもらいました。どっちがいいとか、わるいとか、大人の目線で言えば、いろいろあります。その正しさを教えることで得られることは何でしょうか?

このふたりならば、きっと何かがある!(笑)と、そこを見守っていると、大人の予想を超えた世界があります。子ども同士の心がスッキリとしているのがわります。ではそのあと仲良しかというと、そういうわけでもありません、それでいいのです。

1歳、2歳、3歳、くらいで取られて泣いたり、取って泣かせたり、理不尽な思いをして自分の機嫌を自分で取れるようになることはとても大切です。心の解放とぶつかり合い、そこにルールはないことを体験できたらいいなと思うのです。

公園では、ルールのあるかくれんぼ、お部屋では、はないちもんめをして遊びました。決まっていることいないこと、どっちも大事なことですね。

byしお

しお弁、久しぶりの牛丼人気でした!

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