「入れて~」「いいよー」!?

今日は、久しぶりにネットの公園に行きました。ネットの公園と第四公園の予定でしたが、ネットの公園が楽しかったようで、昼ご飯を食べた後も遊んで過ごしました。

公園に着くと、全員ネットの遊具に上り揺れを楽しんだり、 どこから上ろうか考えてみたり、飛び跳ねて遊んでいました。

年中Kくんは、友だちと遊ぶとき必ず「仲間に入れて!」と、聞きます。普通の事なのですが、チューリップではそこまで頻繁に聞く言葉ではないのです。その理由は、、、年長Aちゃんがすぐ答えてくれました。

「仲間に入れてってさー、もう友たちなんだから聞かなくていいじゃん!」

その通り!一緒に過ごしてるんだから、もう仲間でしょ。なのに何であえて聞くの?と、Aちゃんの言葉にはこんな気持ちが込まれているんです。それを隣で聞いて「ジーーーン」と、しました。年中Kくんは、チューリップにきて、まだ1年経っていません。その前も集団の経験があまりなく、どんなふうに友だちと接したらよいかわかない部分があります。Kくんなりに「一緒にあそびたい」と、いう気持ちを表現しているのです。だた、毎回毎回「いい?」「いいー?」と、聞かれると「ヤダ!」と言いたくなるのが心理だったりもします。Kくんの心は揺れているとは、思うけれどAちゃんの気持ちが届くといいなと、感じました。

話を戻しますが、「もう友だちなんだから聞かなくていいじゃん」は、「聞かなくても必ず入れてあげるよ」では、ないんです。簡単に言うと、「友だちなんだから、入れたくないときはダメっていうからね」ってことです。

…?と、感じるかもしれませんが、「友だちなんだから、仲間なんだから、嫌なら嫌、ダメならダメって言い合える関係だよね。それを言ったからって、友だちや仲間関係がこわれるわけじゃない」と、いう事なのです。子どもは、このくらい…これ以上に相手を信じて関わっています。人を信じる力は、大人よりも真っすぐでしっかりとした軸が、一人ひとりの中にあります。その信じる力を今日はしみじみと感じさせてもらいました。

 

 

なつこ

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