親子そうじ

チューリップルームでは学期の最終日に親子で掃除をしています。今日はその親子掃除の日でした。各自家から、雑巾やブラシ(細かい所を磨く)、スポンジなど持ってきて、掃除したいなと、思う場所を掃除しました。特に○○組はここ…と、決めずにやりたい所をそれぞれ決めて掃除する、こんな小さなことですが自分で決めるを意識できるようにと思っています。

普段はできない、エアコンや扇風機、水回りの細かい箇所、カーテン、テーブルや椅子の細かい埃など、お母さんたちが綺麗に掃除してくれました。その姿を子どもたちが見て感じながら自分たちもおもちゃや椅子を拭いたりと、自然な雰囲気の中で一人ひとり感じながら過ごしていたようです。

1時間くらいしてから子どもたちと、スタッフでいつも遊んでいる宮前平公園とアベリア公園にごみ拾いにいきました。年長Rくんは拾うたびに数えて「48個も拾った」と、嬉しそうに言っていました。3歳のYくんは公園を出るとき蝉の抜け殻を持っていて、「Yくん抜け殻持ってると手もつなげないし、次の公園でもゴミ拾えないよ」と、伝えました。するとYくんは、しっかり私と目を合わせて、うなずいて自分から抜け殻を木の横に置いていました。「今日はね、遊びに来たんじゃなくてゴミ拾いにきたんだよ」と、Y君にいいながら他の子の心にも届くといいなあ…と、思いながら言ってみました。いつも遊んでる公園だけど今日は遊ばない。ゴミ拾い…?どれがゴミでどれがゴミじゃないか…わからない、かもしれません。だから遊びに来たんじゃなくてゴミ拾いなの。ゴミは拾うけど蝉の抜け殻は拾わないの…と、ハテナマークばかりかもしれませんが、でも子どもはそんななかでも「こうなんだ」「こうしよう」というポイントをしっかり捉えるしそのアンテナをしっかり貼っています。だからこそYくんもうなずいて置けたのだと思います。Yくんしっかり手を繋いで次の公園へ向かいました。

いつも子どもたちの、このような姿から沢山感じさせてもらって、学ぶことが沢山です。明日から約一か月間の夏休み。おうち組や夏クラブで時々会える子は会えますが、ひと夏超えた姿で会えるのが楽しみです。

楽しい夏を過ごしてね。

 

 

なつこ

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