お片付けって何?

自由でのびのびと遊ぶ子ども達!・・・・それはとても素晴らしいのだけれど、わ~~っと遊んでお片付けになっても遊んでいる大きい子達もちらほら。ひまわり組、という意識がないんだなぁ、年長さんになったからといって年長さんの意識が育つわけではないんだなぁ、と感じます。それでは!と意識づけのためにミーティングを。年長会議のために、年中もチュ組もそれぞれで集まってもらいます。年長担当、私(しお)「片づけしましょ~とか、片づけないとか言われてるでしょ。そもそも片づけって何?」と問うと片づけの意味ではなく、片づけできなかった言い訳や、こうすればいいというやり方を言う子が4名位ほど。他3名はだんまり。「う~んと、そういうことではなくて、かたづけってどういうことを言うのかな?」K君がポツリと「出したものをしまうってこと。」「そうそう、そうだよね~~!」そこからのスタートでした笑。初めに私が聞いた‘片づけ’という言葉から連想するもの、その言葉にとらわれて根本よりもやり方を知ろうとする、現代人にありがちですね。正解を早く求める、リスク回避!?子どもに反映されてしまっているのでしょうか・・・

「出したものを片づけるのが、お片付けだから、何もださなければ片づけなくていいんだよ。だから何もださないことにしたらいいんじゃない?」と。これは罰でも脅しでもなく淡々と言っているいます。言い方一つで罰と脅しになりますが。そのあとも話し合いは、いろいろな意見が飛び交いました。一人一人が感じ考え言葉にする時間は、その子ひとりを知る意味でも、子ども同士が知る機会としてもいいことだと思いました。

そのあとは、希望者がお弁当を詰めてアベリア公園へ。お部屋組は4人だけでした。公園組は、お当番さんが場所を決めましたが、年中のS君、R君は裏の方で食べたかったり、やっぱりだめで今度は低い塀の上で食べて下にご飯を落として・・・シート引いて食べれば、と言われてしぶしぶみんなと同じ形式になりました。はじめから、そっちはだめだよ~といえばお弁当を落としてしまったり、面倒もなかったのでしょうけれど、自分のやりたいことが残念な結果になることも体験してほしくて、黙っています。本人たちはもとより、他の子もじっと見て感じています。

ご飯のあとは、お砂場での川づくりが年長中心に盛り上がりました。裸足でどろどろもあり。よごれた~じゃ、はだしで歩いて帰れば!?の言葉に喜ぶRちゃんと、T君。道路を裸足で歩いて帰ってきましたよ。

BYしお

しかたない体験

体験ありき~グリーンスクール報告会

母の日は感謝をする日

子ども達との時間

 

 

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