自分で気持ちを立て直す

今日は朝から雨模様のスタートでした。
お集りの時間、わらべうた遊びで「なべなべそこぬけ」で全員で手をつなぐ・・・というときに
年少Kちゃんの「痛い~」という激しい泣き声が聞こえてきました。
「Aがぐいぐいやるからだよ」と近くにいた女の子たち。
どうやら妹のKちゃんの手をつなごうとしたら、「つながないと」言われたので
手首をぎゅっと引っ張ったようでした。」
「Aが無理やり引っ張るから悪い」「泣いてるよ」「Kは痛かったんだと思うよ。謝って!」とみんなに激しく責められ
1対10位の感じに。
Aちゃんも「Kが手をつながないって言ったから私は悪くない」「絶対謝らない」
「みんなうるさい~!」と反論。なかなかおさまりません。

雨も小降りになっていたので、気持ちをリセットで公園に行くことにしました。
支度をして外に出て人数を数えると、Aちゃんが出てきていませんでした。
部屋の中を確認すると、ロッカーの隅に隠れていました。
公園でもちょっと離れたところにいて、姿を見せたり、隠れたり。
しかし、他のみんなはそれぞれの遊びに夢中になっていて、Aちゃんのことを気に留めていない様子。
時間が経つにつれて、Aちゃんと他の子たちの距離が短くなっていって、帰るころには同じ場所で遊んでいました。
もちろん、お昼ご飯も同じテーブルで食べ、いつものようにおしゃべりが始まりました。
子どもたちの中で、けんかや言い合い、意地悪、いろんなことがありますが、
すべてを受けいれているんですね。
Aちゃんも自分で自分の機嫌をとって戻ってきました。
誰かに優しく声をかけてもらったから、悪くないよと言ってもらったからではなく、
自分で自分の気持ち直す、大事なことですね。

byとみぃ

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