今日は気温が高くお出かけ日和でした。
先週の七丁目公園が楽しかったので、今日はたくさん遊ぼうと早めに出かけることにしました。
大きい組の子どもたちは支度が早く、すでに手を繋ぐ人を決めて玄関に座っています。
決まっていないのはチューリップ組とちょうちょぐみさん数人。今日は少し遠くの公園に行き、信号をいくつも渡らなくてはいけないので、
「ひまわりさんはチューリップさんかちょうちょさんと手をつないで欲しいなあ」と希望を伝えました。
「じゃあいいよ」と二人でつないでいた年長のWくんとMちゃんがそれぞれ小さい子とつないでくれました。
それでもちゅーりっぷさん同士の組ができてしまいます。
年中Aくん「俺はKとつなぎたいから嫌だ!」とKの手をしっかりと握っています。
年長のKが「俺は小さい子とつなぐ」とつないでいたAの手を払って小さい子のところに行こうとすると
「嫌だ~、嫌だ~。Kとつなぐ、Kとつなぐ」と大泣き。
KもAくんに今日はつなげないことを伝えますが、どうしても嫌だと手を離さずひっくりかえってしまいました。
「俺がやる」とKにしがみつくAくんを力づくで引き離そうとしますが、Aくんの声は大きくなるばかり。
出かけるときに玄関先で誰とつなぐ、つなぎたくないともめるのがチューリップの風物詩でしたが(笑)最近はそんなことも少なくなり、久しぶりの光景です。
あらかじめ大人がつなぐ人を決めてしまえばもめごとはないのですが、自分でつなぐ相手を探すからこそ、
いろんなドラマが出てきます。
シンプルにこの子とつなぎたい、つなぎたくないの気持ちに気づくこと、自分からつないでとは言えず誰もつないでくれないと大人になんとかしてと頼る気持ち、本当は好きな子とつなぎたいけど小さい子が大変そうだから面倒みなきゃの気持ち、ちゃんと歩けない子を引っ張って歩くのは大変だなあの気持ち、自分のいろんな気持ちに気づくのがいいのです。自分の思いが届くときもあれば、かなわないことも、がまんも必要なときもあります。そんな経験も必要ですね。
今日特別参加のちょうちょぐみのYちゃんは「誰かつないで!」の気持ちで必死で左手を出してアピールしてましたよ。たくましくなりました。
結局、AくんとKとチューリップさんの3人で手をつないで出かけることにAくんは納得して、
7丁目公園に向いました。
7丁目公園は貸切状態。存分に遊べました。
by とみぃ