お部屋でたっぷり遊んで、公園へ行きました。遊具を思い切り出し、今日は大きい子たちだけだったのでゆっくり存分に遊べたようで、お昼前までお部屋で過ごしました。
いつもなら、保育者が「片付けの時間決めて」と、お当番さんに声をかけるのですが、今日はお当番さん(年長Rくん』自ら気づいて片付けの時間も決め皆んなに伝えてくれました。年長さんということもあり、主体的な行動が見られてとても嬉しかったです。
行き先はへび公園に決まりました。30分はかかる場所なので、遊ぶ時間があまりない状況になりそうで…子どもたちに「今からだと、着いて少ししか遊べないけどいいの?」と、聞いてみました。「うん」と答えたり、頷いたりの返事でしたがみんな了承しているようだったので、そのまま出発しました。
途中、時計を見ると、このままだと着いてお弁当食べて帰る、くらいの時間だったのでもう一度確認しました。ちょうど宮前平第四公園のそばだったので「へび公園だと、全然遊べないのね。このまま第四公園で遊ぶのもいいんだけとねー」と、保育者が呟くと「第四公園にするー」と、ほぼ全員一致でした。
たぶん、もうお腹が空いて早くお弁当食べたかったのもあるのかなーなんて、思いました。
決まった事をそのままやるだと、何も考えない子も出てきます。決まったけど予定の変更があると、「はっ」と気づいたり、「あれ?変わるの⁇」と、自分で考えることになります。日常の中のちょっとした変化の積み重ねで、対応力や臨機応変に動けることなどに繋がって行くと思います。
そこに得意、不得意はありますが、この幼児期(人格形成の土台を養う時期)に、心の中の変化を感じる事はとても大切です。そんな心に共感したり寄り添ったり大人がして行く事で、その土台もさらに丈夫なものとなると思います。
なつこ