できないことが嫌

 自由遊びの時間。タングラム(正方形や三角形、ひし形の図形を合わせて形を作るパズル遊び)を出していて小さい子がそれを触って遊んでいました。

そこを通りかかった年中Sちゃんに、しお(園長)が

「Sちゃん、こういう遊び好きそうじゃない?やってみる?」と声を掛けました。

ニコニコ笑って、テーブルに座り、お手本の図形を見ながら、四角や三角の形を合わせて形を合わせていました。しばらくは図形を形の板をあーでもない、こうでもないという感じで動かしていましたが

その後、だんだんとSちゃんの表情が真剣になりました。

そのうち眉間にしわが寄ってきて、気づいた時にはちょっと涙目に。

声掛けをどうしようかなあと迷いながらも

「Sちゃん、どうかした?」と声を掛けました。

Sちゃん、その言葉にはあまり反応せず、またパズルを触って手を動かしましたが、

しばらくして自分からその場を離れていき、別の遊びを始めました。

 自分ができないことが嫌なSちゃん。今までのSちゃんなら、途中で大泣きして拗ねてしまうか、かんしゃくを起こし、し自分自身に怒るというパターン。

それが、できなくても自分でけりをつけて「終わり」にし、その場をさっと離れて気持ちを切り替えられたことに拍手。

泣かずに、怒らずに、淡々と次の行動ができました。

子どもは日々成長ですね。そういう場に立ち会えることに喜びを感じます。

今日はゆかりんの音楽会。「やきいも」の手遊びや「小さい秋」を歌い、パネルシアターやリズム遊びを楽しみました。

小さい子は、チューリップの球根を植え(気分は砂遊びのようでしたが)

宮前平公園でたっぷり遊びました。

大きい組はお弁当を詰めて、今日も外弁をしました。

今日は日差しが温かくて、気持ちよかったですね。

とみぃ

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