昨日11月の予定を年長さんと立てていて、今日は第一公園に行くことになっていたので、行ってきました。年少Hくんは大喜びで、鳥の羽の様に両手をバタバタさせて飛び上がって喜んでいました。
行く途中に、公園があってそこに寄る事が多いです。公園の近くになると「公園よりたい」と、声があったので寄って遊びました。その先に芝生の坂があり、「ここ登りたい」と、いう声もあったので「いいよー」と、答えて登り降りを楽しみました。第一公園にも坂があって、レジャーシートを敷いて年長Rちゃんが滑り始めました。周りの子もシートを出して滑っていましたが滑りがあまり良くなく…どうやったら滑られるか試行錯誤していました。
初めてのことに対しては、「なんだろ?」「楽しいことかな」と、距離を置いて見たり、考えたりする子たちが多いですが、「これ楽しい!」「もっとやりたい」と、『安心』を感じられると、意欲もどんどん出てきて、自分たちで遊び方を考えたり、広げたりしています。
第一公園へ行く途中にある、公園や坂道、シート滑りは『何度もやっている、楽しいこと』なので、安心できることなのです。だからこそ、主体的に行動できる。だとしたら、安心を感じられるようにいつも行ってる公園やいつもやってることをしていればいいのか…と、なるとそうではなく、挑戦すること、初めてを体験すること(今の子どもたちにとっては苦手なこと)、も大事です。
苦手なことは、誰でも不安だし緊張します。大人も子どもも一緒ですね。安心を感じられる環境だから安心する…のは、もちろんそうなのですが、緊張や不安もありながらも、心のベースには「安心」を感じられる心作りが大切かなと、思います。
子どもがそういう心を作っていくには、大好きなお母さん、お父さんから「信じてもらえてる」「気持ちを分かってもらえてる」など、家族との繋がりを感じる事がとっても大切です。そこを伝えたいけどなかなか伝わらないのが、子育てだったりします。もしお一人で悩んでいらしたらどうぞチューリップルームにご連絡ください。子育ては一人ではできないです。皆で子育てが普通の世の中に一緒に作っていきましょう。
なつこ