紙飛行機

今日は朝から、雨と風が強く一日室内になるかな…と、思いながらのスタートでした。

年長のRちゃんは、昨日から「お山の公園に行きたい」と、言っていて、今日も大雨でしたが「お山の公園ん行きたい!」と、言っていました。さすがにこの大雨だとな…と、大人は思いますが、子どもにとっては、行ける行けないに関係なく、「行きたい」という気持ちがあって、それを伝える…言いたいから言ったという至ってシンプルな行動や気持ちの表れなんだな、と感じました。

こう言ったら、こんな風に言われちゃうかな、、、と、不安になることはなく、感じたから言ったと安心して思いを出すって大切なことですね。それをチューリツプルームという集団で出せていることがとても嬉しいなと、感じました。

今日は皆で焼きそばを作りました(声を掛けてやりたい子がやりたい事をしました)。作る過程で香りを感じ「お腹すいちゃったー」と、11時過ぎでしたが大人もお腹が空いてきました。ちょっと早めにお昼にして、食べ終わってから紙飛行機を作って飛ばしました。年長さんたちは飛ばすコツもつかんで上手に飛ばしていました。年中さんは両手に持って2つ一緒に飛ばしてみたり、年少Hくんは椅子の上に立って、とにかく遠くに飛ばしたい!と力いっぱい飛ばすので、足元に落ちてしまったり…でも、根拠のない自信で「飛ばした俺はすごい」と、自信満々の顔で大人を見ていました。

出来る、出来ない、じゃなくてこの行動をした自分がすごいんだ!誰かに評価されたからすごいではなく、自分はすごいからすごい!と、理由もなく自分に対する自信をつける、この年少さんの時期はとても大切で、自分は自分のままでオッケーという、自己肯定感にも繋がります。

結果ではなく、言いたいから言う、自分は誰がなんといおうと素晴らしい、という周りからの評価ではなく、自分で自分を認めるという心は、やっぱりこの幼児期に基礎ができるんだな、そんな大切な時期の子どもたちと一緒に過ごしている、幼稚園、保育園と言う場所は安心して自分を出せる場所でなければならないと、感じる一日となりました。

いつも子どもたちがこうやって、行動、言葉でいろんなことを教えてくれます。

 

 

なつこ

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