忍者ごっこ一日目でした。保育者が広告紙で、手裏剣や剣を作り始めると子どもたちもやり始めました。指先を使って広告紙を細く細く丸めて剣を作ります。指先にどのくらい力を入れれば丸まるのかな、、、どうやったら細くまるめられるのかな、、、と、考えながら集中して作ります。年中、年長さんは自分で作ってたり、わからないと「どうやるの?」と、聞きながら作りました。お母さんたちの参加もあって、手裏剣の折り方を聞きながら作ってくれました。
赤、青、黄色、好きな色の衣装を着ます。そのまま衣装を置いておくと(もちろん、あえてです)、キョロキョロ保育者の様子を見ながら、「着ていいの?」「〇〇(仲良しの友だち)は、何色にするんだろ…」と、周りが気になる様子でした。きっとここで「着ていいよ」など声をかければすんなり着ると思うのですが、ここは着るタイミング、衣装の色、着ていいのか聞く、など「自分で決める力」を出せたらいいな。。。と、いう気持ちで見守りました。周りからの指示や声掛けを待つのではなく、自ら行動できたらいいなと思いました。一人トイレから戻ってきた年長kくんがおもむろに衣装を持ったら、一斉に衣装を着はじめました(笑)。
衣装を着て、宮前平に到着しました。木を飛び越えたり、昨日考えた合言葉を言ってみました。衣装の色ごとに円の中で押し合いっこをしたり、紫忍者の大人も勝負しました。しお忍者が「〇〇に向かって走って△△して戻ってくる」と言う指示も、いつもは皆との活動に入りたがらない年長Sくんも今日は一番に指示が入りさっと動いていました。好きなもの、なり切る楽しさを感じながらだと、いつも以上の力が出るのですね。
明日は、どんな忍者が現れるか楽しみです。
なつこ