朝、スタッフが、てるてる坊主を作っていると「やりたい!」と、寄ってくる子どもたち。新聞紙と白のカラーポリで作って、キラキラ折り紙や、カラーペンで思いのままにリボンやボタンを付けたり、中にはヘッドホンを付けている子もいました。
まどに吊るして部屋で過ごしていると、本当に雨がやみました!「本当に雨がやんだよ」と、伝えると、えっーっと、子どもたちの表情も一段と晴れて嬉しそうな笑顔がならびました。
片付けをして、スタッフが話していると子どもたちだけであつまりを始めていました!途中からスタッフが入りどこへ行くか決める時…2週間前までは大人が出した案にそのまま従う、という姿だったのに今は行きたい公園をそれぞれが、バラバラに言う((笑))。スタッフが、「じゃあ、どうやって決める?」「お当番が決める?」と聞くと、当番本人が首を振る。「じゃあ、○○くん?」と、聞くと「えっ、ダメー」と周りからの意見。「〇〇は?」「ダメだよ」と、何人か名前を挙げても本人も(?)、周りも決定権を認めません。
そこで、年長女の子の「Kちゃんは?」と聞くと、いいよ。うん、いいと思う。Kなら納得…と、声に出さなくてもそういう気持ちが子どもたちから出ていて、「いいよ」と、誰かが声に出し、思わず「いいよね。」と、私も言ってしまいました。そう、「Kちゃんなら納得」なんです。
Kちゃんも、ちょっとドキドキしながら「宮前平公園」と、答えて皆で出発しました。
行先を決める時、ダメだよって言われても、そうなんだと、ただたた受け止めるという気持ちがあるからこそ、ほかの子が決めても皆が気持ちよく公園に出発できたという、朝の一コマでした。
なつこ