今日は近所の保育園の年長さんが宮前平公園に集まって交流会がありました。1クラス20人弱で参加している園もあって、着いてすぐに「少なっ!」と、言われ「やりたくない…。」と、M君。他の子もちょっと距離を置いて集まり、なんだかちっちゃくなっちゃっていました。
ディズニー体操、エビカニックスもしたけれど、女の子はほんのちょっとやって、男は体操する私をチラチラ見て…そのうち女の子も男の子も私を見て笑うという、おかしな光景でした。
次は、玉入れ。「もう、やだ…。」とS君。でも始まればやるんです。1回戦目は負け。次は応援のいう名の待機…。他の園の子はみんなで声を合わせ「がんばーれ、がんばーれ」と応援。チューリップの5人は、じ真剣に勝負の行方を見てるんです。「どうやったら玉が入るのかな?」と。聞くと「かごのそばに行けばいいんだよ」とM君。どっちが勝つか、どうやったら勝てるか…一人ひとり色んなこと考えながら見て感じていたんですね。
そこで、また、チューリップの番です。最初より真剣!かごを目掛けて投げる投げる。…結果勝ちました!
最初はイヤイヤやって、客観的に見てみんなの中に何か芽生えて最後は真剣に勝負して、勝利。子どもたちの心の動きをとっても近くで感じられました。
最後は、他の園の子と、「ありがとうございました」と、挨拶。ありがとうの気持ちがなかったとしても、周りを見てその行動はする。やらされてるのではなく自分の判断でそうした。普段、自分の好きを大切にして心が満たされたうえでの周りを見ての行動。友だちと仲良くも大事だけど自分と仲良くも大事。
ほんの30分くらいの時間でこどもの心の動きをたくさん感じさせてもらいました。