大人が仕切らないと…

片付けの時間を決めて声をかけても、片付けられない子ども達の状況が続いています。年長さんも遊びだしてしまうので、「これは困ったなぁ」という言葉を発するまでは、片付けを最後までやることにはならないのです。ずっと声をかけてきたけれど、今度はそのつもりで「自分たちで片付け終わったら教えてね」をやってみようと思います。

朝の集まりの後は、布で大風こい!遊び。一人一人布で包んで大人二人で歌にあわせて揺らします。大きい子も小さい子も嬉しそうでした。

ひまわり組(年長年中組)は外弁にしようと、残り絵本を読んでお弁当を詰めました。他の子は先に公園遊びです。
そこで、ホワイトボードの磁石をめぐってのトラブル。年長Rちゃんと、年長R君がマグネットの取り合いに。私がみたときは、はじめにRちゃんが持っていたのですが、最後男の子の力の強いR君にとられて大泣き。その時点でじゃ、しおが元に戻すね、と間に入りました。Rちゃんの泣きが強く痛い!というので見ると手に少し傷がありました。取り合いの時についたようです。これは、と思いR君に言うと、R君は自分の掌の別の(関係のない)傷を見せます。みんな考えるなぁと思いながら、ま、R君が『ごめんね』を言って終わりにしようと思って珍しく促したのですが、いいません。無理に言わせるのは違う気がしたのでそのまま。
ふたりで『自分は悪くない。相手が悪いんだ』というモード。
そっか、その自分の感情をしっかり味わってもらおう、大人がしきるのはやめようと「じゃ、おしまいだね。じゃんじゃん!」とだけ言いました。ふたりは自分の気持ちを立て直して普通に戻りました。

心の動きがあって大人が指図せず、もやもやで終わるのもありかなぁと思いました。
ひまわり組とチューリップ組希望者は、宮前平公園でお弁当開きをしました。

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