自由遊び、一斉活動で得るものは

いつもと同じように、登園した順から自由遊びがはじまります。お母さんは一斉活動といわれる、みんなと同じ活動ができているかどうかを気にされることが多いですが、私からすると、自由遊びの時間にどれだけ自ら遊べているかの方が大事。自由だからこそ、自分から遊びを見つける力、やりたいことへの集中力、友達との関わり、などがわかるからです。それも、年齢や個人にもよりますが、自由あそびは必ず変化していきます。一年間でみても入園からずっと同じ遊びをしていることはありません。成長がみえてくるのです。

一斉活動は、集まりや、みんなで製作や体操、歌を歌ったり、様々なもがあります。こうしよう!これをやろう!と促すのが一斉活動になります。その経験も必要ですが、チューリップの場合は異年齢なので、例えば集まりの時に2歳の子は座っていられなかったりします。大きい組の年中年長さんは座って話しを聞こうとします。2歳の子は保育士やお姉さんが抱っこをして参加をしたり、遊びコーナーにで遊んでいても良しとなったりします。大きい子同士だと注意もありますが、だれも小さい子のことを怒りません。『だって小さいんだから、今はできなくても仕方がない』という感覚が自然に身についているのです。できる、できない、が一番にならなくてもいい、1人を大切にすることが、一斉活動だからこそ個性を感じられのです。

みんなと同じ!それも楽しいことだけれど、みんなという集団は1人という個人があるからこそ、です。その順番を間違えないように。そのためにも、1人の表情や様子をよく感じていくことが大切だと思います。

日記ではなくなってしまいましたが、、、笑

今日は、大きい組は宮前平公園で遊び、小さい子は水遊びをしました。水曜日はお弁当持参の、通称ママ弁の日!A君、お弁当箱が空っぽで、みんなから沢山もらっての、優しさ弁当になりました。

byしお

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