チューリップルームでは絵本を読むことを大切にしています。
楽しい話、ワクワクする話、悲しい話、悔しい話、いろいろな出来事を絵本の話の中を通じて擬似体験。それが心を育てることにつながっているからです。
私にとっても思い出のある絵本『ななえさんの目はベルナの目』を手元になくなったことをふと思い出注文。子ども達はどんな反応かな?と読んでみました。長めのお話ですが、子ども達にとってドキッとする場面も多いので真剣に聴いている子がほとんど。盲導犬のお話なので、主人公のご夫婦は目が見えませんがそこから想像することは難しいと思うのです。年少Rちゃんが何度も「これ読んで」と持ってきたことも心が動いた証拠です。
絵本は、子どもが読むものではなく、読んでもらうもの、基本はお母さんやお父さんのお膝で(並んで)です。子どもの情緒を豊かにするだけではなく、親子関係もつながるので絶対おすすめです。お家でもできれば決まった時間に絵本を読んで、子どもに(今の)お気に入り絵本を作ってあげてくださいね。強制ではなく、楽しんで。どうやったら楽しくなるのかわからない方はぜひ、絵本の読み聞かせ会に参加してみてください。子ども向けですけれど、絵本を読む人が絵本を好きでなければそこは伝わりにくいからです。何でも同じですね。やらなければならないで教えるのと、やりたい楽しいで伝え姿を見せることでは、受け取るものが違いますから…
懇談会で、お母さん方にこの絵本を読んで感想シェア会をしたいと思っています。
今日は お天気も良いのでお弁当を詰めてプチ遠足に出かけました。行きも帰りも電車に乗って鷺沼公園へ行きました。
byしお園長