来週の親子クリスマス会に向けて、準備をしています。年長さんは、自分たちでやりたい事を決め、しおと歌も作りお話も作っている様子です。年中・少さんは歌と楽器を動物になりきってやるので、お面を作っていました。
年長さんの劇は、子どもたちの実体験を繋げた話です。今度引っ越しをするMちゃんは、新しいお家に行った事を嬉しそうに話しています。「新しいお家はね、トイレが2つあって、道路にチョークで絵を描けるの。それでね、皆でクリームパン食べたんだよー」と、目をキラキラさせながら話してくれます。Aちゃんはお姉ちゃんとよく映画ごっこをしているようで、その中に「呪われたスーパー」が出てくるそうで、劇の中でも登場します。はまっている恐竜の話をよくしているTくんとRくんも劇の中で恐竜が出てくるのでどんなふうに表現するのか楽しみです。
自分たちの中にあるものを表現するのが、子どもにとっての「あそび」です。大人が思う遊びとはちょっと違うかもしれません。そこには憧れや望み、希望があります。例えばおままごとも、普段お母さんがやっている事を見ていて「料理してみたいな」という憧れを、おままごとというあそびの中で表現することで、満たされていく。子どものごっこ遊びはその子の心を表すとても大切なことです。
劇ごっこは、昔話でやって楽しむ事もあります。今回年長さんは、実体験を表現しますがそれはお話を沢山読み込んでいるからこそ、実体験を「お話」に出来るのだなと感じます。
当日までの時間、どんな姿を見せてくれるのか楽しみです。
なつこ