10月がお誕生日の年少T君!体調不良でお誕生日会が今日になりました。ケーキ作る人?!と声をかけるとみんなが集まってきました。
チューリップは暗黙に“早いもの勝ち”がまかり通っているので、やりたくてもできる子と、できない子がいます。それも自然の流れて「やりたかったのに!」と怒ったり泣いたりしてもいいと思うのです。でもチューリップの子は初めは怒ったり泣いたりするけれど、何回目かにはルールを理解して【自分でどうするか】を考えて行動します。乳児さんはあーだめだったか、、、と諦めることがほとんどですが、幼児さんは鼻を聴かせて急いで動く、ようになっています。これも意図としてやっていることなのですが、親御さんにとっては不平等だ!小さい子からやらせればいいのでは?と思うのかもしれません。でもあえて、子ども達に任せて嫌な体験をさせる、失敗させる、そこから生まれてくる力があるとわかっているからです。
そして、私たち大人がそのような対応をしているので、(できなかった!やりたかったー!への対応は「できなかったねー」「やりたかったね」と受け止めるです)
子ども同士でも同じように声をかけます。そして〇〇すればよかったんじゃないの?などとアドバイスしたりもあります。とても自然だし、みんな気持ちが育っていて自立していて逞しさを感じます。
今日はケーキのトッピングにしては異例の、おっとっととプリッツでした。なかなかのデザインになりましたよ。
T君、初めてのお誕生日会、パネルシアターのお手伝いもお母さんとしたり、みんなの前でケーキの蝋燭を吹き消したり、終始ニコニコ笑顔でした。
チューリップではお誕生日会にお母さんも参加してもらうことになっています。お母さんインタビューをして親子でしお弁+ケーキも食べて、みんなにも幸せが伝わってくる時間になりました。
しお園長






