入場門作り

先週もらってきたダンボールを組み立てて、今日は入場門を作りました(ダンボールで遊んで切れてしまったり、ぐにゃぐにゃになってしまった、あのダンボールです)。

昨日、お昼ご飯の時『虹色にしよう!』と、年長Rちゃんの提案に賛成し、虹色に塗る事は決まっていました。

門はダンボールを重ねた物が2本あるので、赤組、白組に分かれて塗りました。どうやって塗るのか聞いてみると

『ここが赤で、その下がオレンジ、その下が…』と、上から虹色にしたい年長Rちゃん。

同じく『ここが赤で,ここがオレンジで、ここが…』と、上の方だけを虹色にしたい年中Aくん。『下の方はどうするの?』と、聞くと『緑でー、青!』と言ってたので、Rちゃんと同じように上から虹色に塗りたいのだなとわかったので、保育者が鉛筆で線を描きました。

年少Kくんは『まるい虹にしたい』と、言うので、弧を描いたような虹なのか、円を描いてそれを虹色にするのか、絵に描いて聞いてみると、円を7個描いてそれを虹色にする、という事だったので、円を描きました。

色を塗ってるうちに、気持ちも開放的になったようで、年中Eくんは一人で一面全部紫で塗っていました!すごい集中力でした。

年中Kくんは、年長Rちゃんに教えてもらいながら好きな青を塗っていました。自分がやると決めたところを塗り終わったら『おしまい』と、言ってきっぱりやめていました。『もう少し塗る?』と、聞いてみましたが(大人はどうももっとやれたらな…と、思ってしまいます)、『やらない』と、揺るがないKくんの思いがありました。

年少Tくんも、周りを見ながら塗りたい色を選んでダンボールの下の方をじっくり塗っていました。

まるい虹を描いているKくんは、どんどん発送が豊かになり、虹色以外の色も塗り始めました。『(何も塗ってない)白いところに、この色(虹色以外)を塗ってね』と、『うん』と、返事はするものの、どうしても好きなように塗り始めてしまい(これはKくんのKくんらしさです)、『好きなように塗っていいよ』と、虹色が消えてしまったとしてもいいかな…と、私自身がそう思えたので、後は見守るようにしました。

すると、Kくんの芸術パワーを発揮し、筆ではなく手で手形をつけてみたり、手で塗ってみたり…。それを見て、年中Aくんも真似して手で色塗りをしていました。

『虹色にする』と、言うことに私がこだわってしまっていて、子どもたちを見守る姿勢になってなかったなぁと反省です。

子どもたちに委ねる事で、大人では想像出来ない面白い発想が生まれ、とても素敵な作品が出来上がりました!

今日お休みしていた年長Rくんが塗る所はしっかり残して、明日塗ってもらって完成します!

虹がかかるような,キラキラした運動会になりそうです。

なつこ

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