七夕が終わったので次の行事の夏まつりの準備を始めています。去年からやり始めたお神輿を今日は作ろうと思い、昨日どんなお神輿にしたいか年長、年中さんに聞いてみました。
年長Mくんが、「虹色がいい!」と答えてくれました。他の子も「うん!いいね」と賛成の意見だったのですぐに決定しました。
朝から、去年のお神輿に紙を貼っていると(絵の具で色付けするた為に)、年中Rちゃん、年長Mくんが「手伝いたい」と、やって来たのでテープ剥がしを手伝ってもらいました。
紙を貼るのが終わり、皆んなで何色の絵の具を用意するか決めました。大人は虹色の7色をイメージしますが、子どもはそこに囚われる事はなく「白」とか「茶色」、「白と青」「青」「緑と青」と自由に好きな色を言っていました。赤や橙、ピンクもありましたが、寒色系が多い虹になりました。
絵の具の塗り方も様々で、頭よりも体が先に動く子は大胆に大きく筆を動かして躊躇なく塗ります。
頭でじっくり考えて行動する子は、どこを塗ったらいいか考えてじっくり丁寧に塗っていました。
大胆に塗り始めた子は、どんどん塗ってその場をリードする雰囲気を作ってくれます。でも、ちょっとはみ出たり細かい所に塗ってない箇所があるので、そういう所を丁寧に塗る子たちにお願いすると、とても綺麗に完成しました。
それぞれの子の性格や得意な事がわかっていて、その役割をお願いすると、一人ひとりが楽しく作業出来るので、結果やりたい事を楽しく出来たと、子どもたちの心に残るかなぁと思いながら作業を進めていきました。
そして、そもそも絵の具が苦手な子には「はみ出ても大丈夫!」などの安心出来る言葉をかけたり、きっと早めに作業が終わってしまうので、汚れた床を吹いてもらったりなどの工夫をしてみました。
今日は、敢えて一人ひとりの得意な事が引き立つような言葉掛けをしましたが、いつもいつもそれをしているわけではなく、自然の流れに任せたり、敢えて苦手な事に向き合うようにしたり(しっかり応援をしながら)、日々色々です。
夏まつりという楽しみにしてる行事だったので、一人ひとりが『楽しい』と、感じられるように取り組んでみました。
飾り付けや絵を描いたりもしたいとのことなので、どんなお神輿が完成するのか楽しみです。
なつこ