自宅で手作り給食を持参する日々ですが、今日は半分までにして子ども達に手伝ってもらおう!とコロッケの具にしたまま行きました。
朝の登園、みんな自由遊びを始めていたりする中「コロッケ作る人?」と聞くと3人の子がはーい、といい手を洗ってきてもらいました。
これを形にしてね。とじゃがいも+玉ねぎ+ひき肉の具をお盆にのせて、1人ずつやります。まだ入園したばかりのT君の顔は嬉しさと戸惑いがありました。
どうやるのかなぁ…そんな気持ちです。ついこの前の金曜日にも粗食の日でおにぎりを作ってとても喜んでいたので「Tくん、手でやってもいいし、ラップをつかってもいいよ」と声をかけると「ラップにする」とのこと。他の2人は手でやります。自分のやりたいようなやり方をする、それでいいんです!誰にも迷惑をかけていませんよね。沢山のコロッケが出来上がり、ありがとう!と声をかけて終わりました。
給食の時に「今日のコロッケはT君と、M君と、R君が作ってくれたんだよ」とアナウンスすると、T君ニコニコとっても嬉しそう。他の2人はいつものことなので、『べつに』です。笑
そして公園お迎え時に、T君のお母さんに報告をしようと声をかけると「私のところにきて、コロッケつくったんだよ!!!」と初めに言ってました!とのこと。
こんな風に何気ない日時生活の中で、一人の子の気持ちに寄りそい、やる気や園や保育士との信頼関係を作っていくことができるんだなぁ。と私も改めて感じた出来事でした。
追伸:コロッケがでてくる絵本「11匹のねことあほうどり」を読みました。
byしお園長