真似る→学ぶ

今日はとっても気持ちの良い爽やかなお天気でした。大きい子たちだけの日でもあったので電車に乗って鷺沼公園へ行ってきました。

今日は、いつも保育には入らないで事務をやってくれてるぐっちも鷺沼に用事があるとの事で一緒に鷺沼駅まで行きました。皆んな嬉しそうです!

公園では、年長Rちゃん先頭にみんなでアスレチックを何周もしていました。大人の背より高い位置にもなるので、上から『なっちゃーん!』『しおーーー!』と、子どもたちの声が聞こえます。みんなで走って気持ちよさそうです。

お昼を食べ、シートを片付けていた年中Kくん。一人で挑戦していましたが難しかったようで『シート出来ない…』と、助けを求めて来たので,一緒にたたみました。

すると、その後私の手を引っ張って『遊ぼう!』と、遊びに誘ってくれました。私の手を引っ張りながら走ってアスレチックの方へ。『こっちです!』と、アスレチックのスタート地点に来て『Kちゃんは1番です』と、Kくん。たぶんですが『僕の後に着いてきて』と、いう意味かな?と、思ったので『なっちゃんは2番』と、いってKくんの後を行きました。

途中分かれ道になると『どっちに行く?』と、聞かれたので『こっち(左)』と、指をさすと『無しで(違う』と、Kくん。『じゃぁらこっち(右)』と,伝えると『オッケー』と、OKがでました。

最初から答えは決まっていたようです(笑)。

Kくんを先頭に、アスレチックを何度もしました。はじまで行ってアスレチックが終わると又スタートの位置に行って…と、5〜6周しました。

お昼ご飯を食べる前に、Rちゃんに着いて行ってアスレチックを何度もやった経験を、今度は自分が先頭でやりたいと思って私を誘ってくれたのかな!と、思いました。

自分がやって楽しかった経験を,今度は自らやってみよう!と、真似してみたのですね。

『学ぶ』の語源は『真似る』と、聞いた事があります。友だちとの関わりの中で、魅力的な姿や楽しかったことを、真似ることでその遊びの楽しさをより楽しく体験できる。まさに実体験を元にした『学び』なのだなぁと、感じられました。

大人が教えてしまったらそこでやり方や方法は得られると思いますが、経験としてその子の力にはなかなかなりにくいです。だからこそ、子ども同士で関わる事で本当の意味での学びができて後々力になると思います。

その実体験が出来る環境を常に用意しておきたいなと思います。

なつこ

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