自由に歌う

朝夕は涼しくなり,秋の気配を感じますね。今日は本当に久しぶりに宮前平公園へ行きました。誕生日会もあったので、ほんの30分くらいでしたが、かくれんぼをしたりブランコ、滑り台で遊んで楽しく過ごしました。

先週の台風でどんぐりが沢山落ちていて…(まだ緑のどんぐりまで落ちていました)。子どもたちも『うわぁー!いっぱい落ちてるー』と、興奮気味です。

『帽子かぶってるよ!』『ほらみて、こんなちっちゃい』と、拾ったどんぐりを1つ1つ見せにきてくれました。

チューリップルームに戻り、9月の誕生日会の前にみんなで歌を歌いました。これも久しぶりでした。『にじ』と『空よりたかく』を歌いました。最初は椅子に座っていましたが、ピアノの前に並ぶ子が1人いると、他の子も次から次へと前に出てきて歌いました。途中で席に戻る子もいました。決まりがないので本人たちの意思に任せています。

でも、歌うとか聞くという気持ちがある前提で過ごしているので、ここで例えば他の遊びをしたいという子がいたら…それは違うよね,と言うことになります。

参加するしないも自由ですし、どう参加するかも自由に決められます。だからといって何でもオッケーの『放任』にはしません。ここの境界が難しいところではありますが、とっても大事な事です。

『空よりたかく』を歌っていたら、ゆったりとしたメロディに体が事前に動き、手足も滑らかに動かし踊ったり、面白い動きをし始めた年長Sくん。バレエを習っているので動きもしなやかです。その後に年長Hくんも動き出し面白い動きをして自分で笑っていました。

歌うも聞くも自由、歌い方も自由。

その子の表現したい事が,自由に出せる、そんな雰囲気を大切にしています。だからこそ、自分で決められるようになるのだと思いました。

なつこ

この記事を書いた人

tulip-room