自分で考える力

火曜日と木曜日は乳児さん(1,2歳児組)も登園の日です。今日は朝の自由遊びの時間は、コーナー分けをして遊んでみることにしました。新しいレゴブロックを1,2歳児コーナで使うことにして、机滑り台も置いてみました。2歳児組の男の子で取り合いになったりいざこざもありますが、通りすがりのようにあきらめたりしていて、やめさせることもなく見守っていました。

新しレゴブロックがうれしくて自分のイメージで大きな形をつくりはじめたK君。素敵すぎてそれを自分のものにしたかったり、取ろうとする男の子が二人。私も何とかしようとせずに「使いたいんだよね」「取られたらいやだよね」と状況説明だけしていますと、さほどヒートアップせずに終わります。それが少し時間をおいて二回くらい繰り広げられました。とってしまう二人の子は別のところに行き、ふとK君をみると作ったものをすべて壊し、後ろ向きになって自分のブロックを確保しているではありませんか!そして(安全だと思ったから)また新しい形を作り上げていました。

自宅でレゴブロックをしたら誰にも邪魔はされないかもしれません。(兄弟がいる場合は別ですが)でもチューリップにきて遊ぶ、生活する、ということは思い通りいかないことが沢山あります。その体験のための集団生活でもあります。K君のお母さんにお迎え時に伝えると「自分で考えて行動できているんですね~」と嬉しそうでした。

手を貸さないこと、何も言わないこともその子の為だったりもします。一人ひとりの場面によって変わってきますが、今日は2歳児の男の子3人が、思い通りにいかないことも含めて皆、自然体でした。

今日は雨がふっていたので外にはいかずに、お部屋の中での発散遊び。体操や縄ジャンプやドッチボールをして汗をかきました。

BYしお園長

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