ひらがな表

お手紙に名前を書いたり、ひらがなを書く事が時々あります。そんな時年長さんは特に頑張ってくれて、わからない文字があると保育者に聞いてきます。

去年作ったひらがな表があったと思い、出してみました。

壁に貼ると、五十音に合わせて描いた絵を見て『これ、〇〇だー』と去年の年長さんが描いた絵を皆んなで見ていました。

『これ傘だねー』と、子どもたち。見ると傘に雫が落ちる瞬間の『ぽつん』でした。『これね、雨の音が傘についた時の音で「ぽつん」なんだ』と、伝えると『えーーー!』と、大笑いでした。

でも、こうやって文字からではなく『絵(物)』から言葉という単語に触れ,声に出し、目で見て、耳で聞く、五感を通して文字も知っていくのが人間なんだなと思います。『これが「あ」でね…』『こうやって書くのよ…』と、知識として頭で覚えるのは五感で感じた後でいいんです。

心動いた事しか、人は吸収できません。まずは心が動く経験を大事にして,豊かな心が育っていくといいな!と、感じます。

なつこ

この記事を書いた人

tulip-room