雨の日の遊び

今日は一日すっきりしないお天気で、室内ですごしました。カッパを着て遊びに出る事もありますが、今日は子どもたちだけでどんどん遊びを展開していってたので、そのままお部屋で過ごしました。

あっという間にお昼になり、昨日大量に出てきたダンゴムシをまた見に行こうかと、提案しましたが、「えー、お腹すいたー」と、全員一致の反応だったので(たっぷり遊んだ証拠ですね)お昼にしました。

保育者が提案した事に対しても「えー、やだー」と、気持ちをそのまま出せる事はとても大切なことです。「大人の言う事を聞く」というのは、ただ言われたことを何も考えずそのまま行動やる、とは違います。何も考えずにやるは所謂「イエスマン」で、大人の言いなりになっている状態です。この場合ですと「ダンゴムシ見に行くー」と、本当はお昼を食べたいのに…という自分の本当の気持ちを無視する事になります。

人生は選択の連続です。毎瞬なにかを選択しています。その時自分の本当の気持ちがわかっていないと、誰かの言いなりになりそして誰かのせいにしてしまう。自分の人生を本当の意味で【自分の人生】にする為に、心の根っこが育つこの幼児期に「自分の本当の気持ち」をキャッチし、表現出来るように「それ本当にやりたいの?」「どうしたいの?」という問いかけを沢山しています。

子どもたちに問いかけると同時に、大人も自分自身に聞いています。保育者もお母さんたちも問いかける日々の中で、成長出来る場所です。何よりもその姿を子どもたちが日々見せてくれます。

なつこ

お昼ごはんはキャンプごっこをして食べました。

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