「かわいそうなぞう」を読みました

 今日のお迎えの前に絵本「かいそうなぞう」を読みました。

これは戦争中に、動物園の動物が逃げ出してパニックになって危害を加えるのを懸念して、そうなる前にしかたなく動物園側は象や他の動物を殺処分しました。

その時の象の亡くなるまでの様子と飼育員さんの心情を描いた戦争中本当にあったお話です。

遠い話の様になっている戦争の時のお話です。

読む側も辛いお話で、聞く側の想像を超えるお話ですが、小さい子に戦争を伝えるにはわかりやすい1冊です。

でもこの時期の年長さんには読んでおきたいなあと思い、読んでいます。

落ち着いた状態で読みたかったのですが、

先にリュックを背負って玄関前に集まったところで読んだので

ちょっと落ち着かなかったかな。

どれだけお話が伝わったのかはわかりませんが、後半は静かに聞いてくれました。

何か芸をしたら食べ物をもらえるだろうと、最後の力を振り絞って芸をする姿の場面は

涙なしには読めないところです。

お母さんたちも生まれる前からある本です。

もしよかったら手に取ってみてくださいね。

とみぃ

 

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