今日は夏祭りでした。前半はお店屋さんで、後半はそうめん流しをしました。お店は、子どものお店(ヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、輪投げ、駄菓子屋)と、大人のお店(手作り保冷剤屋、ヘアーアレンジ、ゲーム)がありました。
小さい子はお店を回るお客さんを楽しんでいて、年中、年長さんはお店屋さんもしました。年長さんは去年の経験もあるので年中さんを引っぱってあげたり、一人でお店をやったりと、やっぱり年長さんなんだなと、感じる事がありました。年中さんも保育者や年長さんに聞きながら、はりきってやっていました。お母さんたちも子どものお店に自然と入って手伝ってくれたり、お母さんたちのお店も子どもが喜ぶような内容で、お母さんたちも活躍してくれました。
年長のKくんはヨーヨー釣りのお店をやりました。一人〇個まで、チケットは黄色、釣れなくてもヨーヨーはあげられる…などなど。決まり事もあってそれをお客さんに伝えたり、ヨーヨーを釣る物を渡したり、、、と、大忙しです。最初は保育者に聞きながらちょっと緊張していた様子でしたが、自分でペースをつかんだようで途中から声も大きくなって「いらっしゃいませーーー」と、部屋中に響くように伝えていました。「最初緊張したけど、楽しい!」と、本当にそのまま気持ちを言っていて、楽しさも緊張も伝わってきました。
年長のKくん(もう一人Kくんがいます)は、輪投げ屋さんをしました。輪が1個入った時と2個入った時、1個も入らなかった時・・・と、それぞれ景品が違います。その違いわもかってお客さんに「〇〇です」と、伝えていました。小さい子たちが自分の買った駄菓子をあけて食べていました。その様子を見て「kも食べたい」と、言っていたのですが、保育者に「年長さんはまだ食べられないよ」と、伝えたら「お店があるから?」と、自分の役割をわかってそれに取り組んでいるなあと、感じました。
今年の年長さんは、自分から率先して行動する、というより何かキッカケを見つけて行動するという印象です。なにか役割がはっきりとしていると存分に力を発揮して、いつも以上の力を出したり楽しめる…そんな子たちが多いようです。今はまだキッカケを待っているように感じるので、そのキッカケを自分で見つけようと意識したり、探せるような力がつくといいなあ、そのために私たち大人は何が出来るのかな、と、感じました。
出来ることは沢山あって、その先には絶対子どもたちの変化があります。どんな変化が待っているのか想像するとワクワクします。そんなことを感じられるお祭りでした。
なつこ