宮崎第一公園へ

今日は皆んなで宮崎第一公園へ行ってきました。

手を繋いで歩いていましたが、歩道では放していいということになっているので、歩道では自由に歩いています。自由といっても、他の歩行者の方もいますし、自分勝手に歩いていいと、いう訳ではなく、歩道の端を歩く、保育者を抜かしてはいけないなどの約束はあります。約束という表現よりは、『暗黙の了解』という感じです。

『歩道は手を放していいですよ。でも、端を歩きましょう。先生を抜かしてはいけません』と、前もって『ルール化』するのではなく、その時になったら(歩道になったら)、その都度声を掛けるという感じです。

ルールとして与えてしまうと、始めから守る事が明確でその通りにすればいい、という事になります。大人はその方がやりやすいですよね。では、子どもにとってはどうでしょう?わかりにくい…と、私もチューリップルームに来たばかりの時は思っていました。でも、そうじゃなかったのです。

約束があるようでない、ないようである…となると、子どもは『どうしたら良いか』『どうしたいか』を、自分で考えるようになります。歩道で歩いてて、思わず広がってしまう事ありますよね。保育者に声をかけてもらって端を歩けばいい時もあれば、前を歩く人とぶつかりそうになりよけたり、時にはぶつかったり、そんな様々な経験を通して、臨機応変さや、自分がこうしたい!という自分で決める力がつくのです。

もちろん、保育者は細心の注意を払い、安全安心にすごし、地域の方々にもご迷惑をかけないよう気をつけて散歩へは出掛けております。子どもたちの力をつける為、見守るところや声を掛けるところ様々な対応をする中で、すくすく育つ保育をしていきたいと改めて感じました。

なつこ

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