お店屋さんごっこ本番!

楽しみにしていたお店屋さんごっこでした。おはようの挨拶の前に、『これどこに置けばいい?』と、家で作業していたものを持ってきた年長Mくん。

とっても楽しみにしているのが伝わりました。

皆んな興奮気味で、騒いだり走り回ったりでしたが『お店屋さんの準備しないのー?』と、呟くと『ハッ!』と、したようで準備開始しました。

使いたいデーブルを運んだり、1つ1つ作った商品を並べたり、看板をつけたり、準備は色々ありますが、咄嗟にパッと動く子もいれば、考えてから動く子もいます。考えてる子も自分の中で考えるのが、周りの子を見てどうするか決めるか様々です。また、どうしたらいいのか迷っている子もいました。

こういった行事はそれぞれの性格が現れるので、見ていて面白く発見もあります。

迷っていた年長Tくんは、どこか声を掛けて欲しい様子で『大丈夫?』と言ってもらう事を待っている姿もありました。そんな時声は掛けないで、どうするか?見守るのがチューリップです。その子発信🟰主体的に行動できるように、を大切にしているので、その子自らが行動するまで待ちます(その時々によって、年齢やその時の状況によって、声をかけたり、アイコンタクトをする事ももちろんあります)。

Tくんは自分から『〇〇が欲しい』と、保育者に言いにこれたようです。でも、その後声をかけられて困っている事を言えた場面もあったそうです。

声をかけてもらったり、かけてもらえなかったり、色々です。色々だから混乱することもありますが、でもその混乱すら自分で感じて助けてもらうのか、自分でどうにかするのか…そこを自分で決められるそんな生きる力をつけて欲しいなと日々関わっていて、こういった行事の時その子の力が出るなぁと感じました。

力があるとかないとかではなく、その子の力そのものが表れると思います。

大人としては、そのありのままの力を感じて我が子や目の前の子を知るまたとないチャンスです。我が子を知って、成長してるな!と、喜んだり、えっ?どうしよう…と悩んだり、子育てってその繰り返しなんですよね。

お店屋さんごっこはとっても盛り上がり、小さい子たちも遊びに来てくれて楽しんでくれました。

武器屋(剣や盾、弓など)さんで、お目当ての弓矢を買えた年少Aくん。買ったものを早速広げて満足そうでした。

年少Eくんは、お店屋さんをやりたいけどちゅうりっぷ組はやらないから…と、お母さんに言ったようで、お母さんと一緒にお店屋さんをやるとこになったそうです。可愛いキーホルダーを作って持ってきてくれました。

年少Kくんも、モールにアイロンビーズを通してブレスレット屋さんをしました。すごい集中力で2時間ほど作り続けたそうです。

年少さんはお店はやらないと決まってはいますが、でも本人はやりたい…と、我が子が言った時、チューリップでのルールも守りつつ子どものやりたいも叶えるにはどうしたらいいか?と、我が子の気持ちになって考えられるそんなお母さんたちが沢山いるなぁと感じました。

ママたちのお店屋さんも大盛り上がりで、ママの隣にちょこんと座って店番をしている子どもたちがとても可愛いかったです!

子どもの店の数より大人の店の数の方がおおかったのです(笑)。

ラストは子どもカフェ。オープンサンドを作り飲み物を注ぎ、注文をとって運ぶ

この流れをひまわりさん頑張りました!とても清々しい姿で頼もしかったです。

年度のまとめらしい、子どもたちの成長をたくさん見せてもらいました!

楽しかったー

なつこ

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