先週から雨が続いていて、今日も朝は雨が降っていました。
でも、室内で遊んでいるうちに雨が弱くなったので、近所の宮前平公園へ行きました。
カッパを着なきゃな…と、思ってましたが、雨がやんだようで、カッパは着ずに公園へ出発しました。
年中Kちゃんは大好きなどんぐりを拾っては『どんぐりだよ』と、見せに来てくれてとっても楽しそうです。
とみぃと一緒に拾ってビニール袋にせっせと入れてどんどん集めていました。半分くらい溜まったくらいで、年少Tくんが『これ(どんぐりが入った袋)、ちょっと貸して〜』と、言いながら、Kくんから袋を貰って?取って⁇いました。
その後、Tくんも一緒に集めていましたが、大事そうに袋を持つTくんでした。
そこだけを見ると、『Kくんに返そうよ…』と、言いたくなりますが、
Tくんは、どうしたら自分が持つ事が出来るかを、自然と表現できる『知恵』を持っているなぁと思うのです。
また、取られてしまったKくんを見ても、その後どんぐり拾いを変わらず楽しくやっているので、Kくん本人はたぶん何とも思ってないのかな…と、思いそのまま見守りました。
もしかしたら、Kくんは嫌だったかもしれないですが、例えそうだったとしたらKくんは『ヤダ』と、その時の気持ちを言う事がこれからの課題なんだなと、判断して、今後同じような場面があった時には、Kくんに声をかけてみようと、思います。
その場のやり取りで、取った取られただけの判断ではなく、1つの行動に子どもたちそれぞれどんな思いがあるのかな?という視点で保育していると、大人が必要以上に介入せず子ども同士の中で,お互い感じるものがありそこから自然に行動出来るのです。
いつでも、その子の思いを考えて、理解しようと思える心で保育していきたいなと思いました。

なつこ