いよいよ明日は夏まつり。昨日から準備も大詰めで、子どもたちもワクワクが増してる様子です。
そんな中、今日は朝からお母さんたちがヨーヨー作りを手伝ってくれていました。今日登園ではない小さい子のお母さんたちも暑い中わざわざ来てくれて、手伝ってくれました!
毎年手伝ってくれているので、経験のある人が初めての人に教えてあげていて、スタッフが説明しなくても自主的にやってくれています!
とても有り難いですし、そんな姿を子だとたちが見て感じられる事が何よりいいなぁと毎年思います。子どもも大人も『自分がやりたいからやる』そしてそれを『自分で決める』を大切にしているので、こういったお手伝いも全員参加ではなく、やりたい人がやってくれています。
水を入れながら膨らますので、『バジャーン』とヨーヨーが割れて水が飛び出したり初めての人は『なんか、こわい…』と、言いながらも作ってみたり。
笑い声も、『わー!』『ぎゃーー!』と、楽しい声も絶えず、沢山作ってくれました。
子どもたちはというと、自分のお店の看板を作り、お神輿の飾りの仕上げ、人数分のチケットをお財布に入れる…などなどやるとこがいっぱいです!
看板は大きめの紙に描くので、普段書いてる紙より何倍も大きいです。年長Sくんは字はしっかり書けますが大きく書くとなると(いつもと違う大きさになる)、迷いが出てきて小さな文字になっていました。『大きい字書くのドキドキしちゃうよね。でも、1つ1つしっかり書けてるよ』と、出来てる事を言葉にして伝えると,笑顔が見えました。お店の名前を2つ描いたり、絵も描いて…と、工夫をして完成しました。
ひらがなが書けない子は、保育士に薄く文字を書いてもらってなぞって書きました。描きたいものがあるけど描けない…となってる子は、実際に使うお店屋さんの品物(ヨーヨーや駄菓子など)を、見本にして描きました。
自分ができる事は自分でやり、出来ない事は相談する。この相談がなかなか自分から言えない事もあります。自分が出来ないんだと認められると言葉にしたり、困っている事を伝えられたりします。
我が子はどうなのか?困った時どう行動するのか?今一度、我が子の姿を改めて見る事も大切かなと思います。
チューリップの子どもたち一人ひとりが、こういった時どう行動するのか、私も今一度考えてみようと思いました。
1つの行事でもそれと向き合う事で色々な学びがありますね。その1つ1つが子どもの心を作るのにとても大切な出来事なんですよね。
なつこ