数日前からお部屋遊びで大きい子たちが布をはってテントの様にして、おうちごっこをしています。今日も朝からその遊びに夢中です。「なっちゃ~ん、ちょっときて~」と保育士が呼ばれていく先をみていると「監視カメラをこっちにむけてほしい」とお願いをしていました。積み木を監視カメラにしているのですが、今どきですね。全員がよく遊んでいるので自由遊びが長くなり、雨も上がったので公園に行きました。
公園に向かう道で「水たまりあるかな?」「水たまりできてるかな?」といいながら歩いていくと、宮前平公園に着いたとたんに水たまりを探し始める子ども達。私はコーチングで『魔法の質問』の学びを続けているのですが【人の脳は質問を投げかけたら必ず答えるようになっている】をまさに体験した時でした。
無意識ですが、公園から帰る時に「今日のとみぃ弁(給食)は何かな?」(これは子どもが答えを言ったわけではありませんが)次のことを期待させる声かけになります。楽しい何かがまっている・・・そんな風に声かけができたら子どもたちの気持ちもワクワクしたものになることでしょう。
今日は年長M君のお誕生日でした。昨日『しお弁のデザートは、イチゴとバナナがいい!』と言っていたので私がいそいそしながら買い物をして準備しました。煮豆も好きなのを思い出して作りました。帰りの会の紙芝居もM君に選んでもらってお迎えには、おじいちゃん、おばあちゃんも来るという嬉しい展開に。
年長さんのお誕生日はもう来年はいないんだなぁ、と一瞬寂しくもなりますが、子どもが成長をする姿を見せてもらって喜びのほうが何倍もあるな~と感じた一日でした。
一人の子への特別は『ズルイ』のではなく自分も他のことでの特別があることを知る、大人でも子どもでも同じそれがチューリップで大切にしていることです。
BYしお園長